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マーケティング学習 入門

明けましておめでとうございます。

今回は、マーケティング学習に使えるツールをいくつか紹介したいと思います。
入門レベルのものが良いので、初学者~独学で何冊か本を読んだことがある方にはちょうど良いと思います。


動画

・なぜ動画の話になるのか(時間のない人は下の「・中小企業診断士の講義」に飛んで下さい)

結論から言うと、僕は動画が最適な学習ツールだと思っているからです。
動画のメリットとしては、視覚と聴覚という2つの感覚器を通して、学習できるため、
視覚しか使用しない、本による学習よりも、人間の理解・記憶に効果的になります。

ただし、これには前提があります。
それは、学習する内容について、約7割以上理解していないということです。
7割以上理解していたら、むしろ本による学習の方が早いと思います。
本の方が自分の知らない箇所を検索する時間が短いためです。
動画の中で自分が知らない箇所を検索するのは、再生や停止を繰り返して検索するため、時間がかかります。

ビル・ゲイツも最近は動画で学習しているようです。
動画で新しいことをまだまだ学習しているとのことでした。


中小企業診断士の講義
 
早稲田出版が公開している中小企業診断士資格のための講義動画が分かりやすく、よくまとまっています。
しかも、よくある「入門編1回分無料視聴!」とは全然違って、講義時間もたっぷりあります。
これだけの講義が無料で受講できるのは素晴らしいです。

マーケティングの定義を明確に言える人はどれほどいるでしょうか?
この動画では、マーケティングの定義からひも解いていて、マーケティングについて学習したことがある方が視聴していても、気づかされる点はいくつもあると思います。
総復習にも、新しい学習にも最適なツールではないでしょうか。




以下本編(価格戦略、広告、流通チャネル等)



書籍

・売れるもマーケ 当たるもマーケ―マーケティング22の法則
 



・群集心理 (入門レベルではなさそう)

群衆心理 (講談社学術文庫)
ギュスターヴ・ル・ボン
1993-09-06



古典的名著です。ただし、読むのに時間がかかると思います。
この本は、一人ひとりの人間が集まって「群集」となると、どのような性質が出てくるのかを表した本です。
本の中では、群集を野蛮人、原始人などと強烈に呼びつけ、群集の動きを特徴的に記しています。
本の中盤には、群集を如何に支配するかを書いている部分があり、大変興味深いです。
この本は、名著と言われるだけあって、注意すべき箇所が何か所も出てきて(付箋だらけになりました)、非常に有益な本だと思います。


また、有益な学習ツールがあればもっと紹介したいと思います。