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2018年の「超」振り返り

2018年ももう終わりに近づいてきました。今回は2018年の振り返りをしていきたいと思います。この振り返りをする目的は3つあります。 1. 2018年に起こったことをログとして残しておくため2. そのログ情報を整理して、示唆を得るため3. その示唆を基に2019年…

シンプルに考える

先週、なかなか面白いニュースがあったので、Twitterでも紹介しました。 なるほど https://t.co/uvMlXOBHoa— ktaku (@ktaku11) 2018年5月16日 ツイート元の池谷先生が以下のように解説されています。 【断捨離な脳】知能の高い人の脳ほど、神経線維が発達し…

信頼・信用(TRUST)について考える

今の世の中は”VUCA”と言われるようになりました。”VUCA”とはVolatility(変動性)、Uncertainty(不確実性)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(曖昧性)の頭文字を取ったものです。 技術の進歩が目まぐるしく、世界情勢も刻一刻と変化する世の中では、人は…

最近の執筆活動

ここしばらく、"MUFG INNOVATION HUB"にて記事の執筆をしています。 URL:https://innovation.mufg.jp/いくつか僕の書いた記事がありますので、この投稿では自分の記事のタイトルだけでも紹介させて頂きたいと思います。・不動産テックの衝撃 業界を動かすブ…

失敗の構造 -ヒューマンエラーのシステムから反脆弱性まで-(続き)

■「失敗するな」「失敗しろ」こんな経験はないでしょうか。”ある場所では、「絶対に失敗するな。」と言われ、またある場所では「どんどん失敗しても良い。」と言われる。”一体どっちなんだと、このジレンマに悩まされた方も多いのではないでしょうか。このジ…

失敗の構造 -ヒューマンエラーのシステムから反脆弱性まで-

突然ですが、質問です。「最近失敗したことは何でしょうか。また、失敗した理由は何でしょうか。」僕だけでなく、皆さんの中にも最近失敗したことがある人もいらっしゃるかと思います。今回は、テーマを「失敗の構造」として、様々な角度から失敗について考…

新しいフィクションを求めて -「サピエンス全史」の次へ-

前回の投稿では、サピエンス全史についてまとめました。サピエンス全史のキーワードは何といっても「虚構」にあります。今まで、世界の趨勢について現実世界で起こったことを書き連ねた書籍は多いですが、「虚構」について注目したものは非常に少ないのでは…

「サピエンス全史」超要約ー1つの図とA4用紙2ページにー

今回は、上下巻合わせて500ページを超える大作のサピエンス全史を、1つの図とA4用紙2ページにまとめる暴挙をしてみたいと思います。(当然ながら抜け漏れ等がありますが、本書を読む時間をなかなかとれない方をメインターゲットとして、概要の理解を優先し…

新年度、新生活、新天地

今日から新年度。朝、通勤するときに、たぶん新入社員だと思われるフレッシュな人達を何人も見ました。僕の方はというと、最近は文京区に引っ越したので、少し環境の変化(=新生活のスタート)がありました。そして、5月からは新天地へと向かいます。どういう…

役に立つことがすべてか -統計学さえできれば良い?ー

前回は数学でどのように世界が変わるのかについて言及しましたが、今回は現在の世の中で起こっている事象で、僕が数学の分野で興味を持った対立を紹介します。 ■対立 僕は数学者ではないので、数学の権威の○○が××と言っている一方で、△△が□□と言っている、な…

数学がわかると世界が違って見える

数学って好きですか? 中学や高校で数学につまずき、結局何のために勉強したのか分からない、とか社会に出てから全然使わないじゃんって思う方も多いと思います。 確かに僕もそんな風に思いながらも、数学と関わってきました。 しかし、数学は全然使えないも…

なぜ本を読むのか

なんでそんなに本を読むようになったのかと、最近聞かれることがありました。確かに昔の僕は全く本を読もうとせず、まさか大人になってからこんなに本を読むとは思いもしませんでした。全然本を読まなかった少年の僕が何をきっかけにして 本を読むようになっ…